諏訪眞人 ガーナ日記

2008-11-25

トロトロ。

愛車だったランド・クルーザー。

世界的な原油下落。ガーナも値上がる一方だったガソリンが下がりだしています。今日トロトロ(乗り合いバス)に乗りましたが、トロトロも値下げしていました。日本円にすれば、たったの5円!そんなに小さい金額を下げなくてもと思いますが、ちゃんと下げる一般庶民の乗り物、トロトロ。他の物は上げたら絶対に下げませんが、ソコをちゃんと下げる一般庶民の味方、トロトロ。僕は好きです。

写真は僕の愛車だったランド・クルーザー。
20:26:55 - suwa -

2008-11-13

刺青屋。

刺青をデザイン中。

アジャの奥さんの弟の息子。まぁそんな事はどうでも良いのですが、アジェイと言うマッチョがいます。まだアジェリの家が栄えていた頃は、敷地内にバーがあり、そこのバーテン&DJをしていました。その頃から刺青が好きで、背中にデカイ蝶の刺青を入れたいけど金が無いという事で、小遣いを上げたのが7年前。それだけでは飽き足らず、胸、腕、足と来て、5年位前から自分で入れるほうになってしまいました。
初めの頃は絵心のあるサンディの息子に書いてもらい、チクチクと客に彫っている姿を見ましたが、だんだん絵心も芽生えたようで、今では自分で書いています。

「スワ!タダで彫ってやる」と何度も言われますが、痛いのがとても嫌いな僕は断り続けています。今日まじまじとお客さんの顔を見て絶対にやらないと誓いました。凄い顔して歯を食いしばっていました。
19:49:41 - suwa -

2008-11-06

久々ラバディ。

ティガリ・セレモニー

昨日ラバディのティガリ・セレモニーに行ってきました。場所は以前住んでいたアジャの家の裏にある、アジャの奥さんの亡くなったお父さんの家。現在はそのお父さんの精霊を引き継いだ、アジェイが住んでいます。今は以前のようにラバディには行けない為、久しぶりに会うティガリ・セレモニーに係わる面々。いつ行っても「スワ!スワ!」と言われて嬉しいものです。

始め来た時はまだ青年ドラマーだった面々が、今はレギュラーメンバー。悪餓鬼だったティーフォには精霊が降りてきて、今ではプリスター。昨日も一踊りしていました。

そうやって世代交代が進んでいくこのティガリ・セレモニー、今後も廃れることなく引き継がれて行く事でしょう。下で動画が見られます↓

18:58:54 - suwa -

2008-08-27

皆で準備運動。

今年もホモヲ・フェスティバルが終わろうとしています。今年もラバディはホモヲはやりませんでした。先々週からテシに移り、今週の土曜日、来週の日曜日でファイナルを迎えます。又この時期になると約毎年恒例の、パーカッショナリストのレイ率いる、オーストラリア人ドラム&ダンススクールが、ヌングアで1ヶ月間開催されます。

レイはスリランカ人で、オーストラリア在住のミュージシャン。オーストラリアではかなり有名らしく、大御所のミュージシャンのレコーディングでパーカッションが必要な時は、「じゃあ、レイに頼もう。」となる位の大物だそうです。ジャン・レノに似たダンディーなおじさん。

今回は15人のレイの生徒と2人のアメリカ人の17人。この時期になると、この本拠地のクスン・グループの下々はテンションが高くなります。グループのレギュラーメンバーは、毎年の様にアメリカ公演などに行き、そっちの方がサラリーが良いのでそこそこテンションが上がるくらいですが、下々はこの1ヶ月間食いっぱぐれないので、そりゃテンションも上がります。

今日彼らの練習を見てきましたけれども、初めは全体でフメフメを15分位皆で叩き、ソロをティーフォが叩いて盛り上げウォーミングアップ終了。それから3グループに別れて、それぞれのレベルで練習。その後ダンスレッスンとなり、計4時間のレッスンとなります。前は午前、午後で計4時間だったのですが、今回のメンツは午後観光がしたい派が多数いたようで、朝9時から1時までとなったようです。午後もっと練習したい人は、プライベートレッスンとなります。

なかなかしっかりとしたカリキュラムで、夜はライブがあったり、生徒さんのタレントライブと言う日もあります。このカリキュラムも終わりを迎える頃、この1ヶ月で習った太鼓、ダンスをヌングワの何処かの場所で、クスンのメンバーとパフォーマンスします。大勢の一般のガーナ人の前でやる、その時の皆の顔と来たらとても良い顔をしています。僕もクスン、ティーフォを通じてレイと友達になれ、何故かこのスクールに顔を出す事で、この時期下々同様、テンションの上がっている1人です。
23:01:11 - suwa -

2008-07-29

ニュープリスター。

オドノを叩くティーフォ

この間、ラバディであったティガリ・セレモニーに行ってきました。アデンタに住んでいたお婆ちゃんのティガリ・プリスターのお葬式です。そこで久しぶりにティーフォに会いました。彼とは古い友達。まだ27歳とは言え、最近腹も出てきて、オヤジに入ってきています。まぁ子供もいるし、オヤジではありますが。

彼とバーで飲んでいた時に意外な事実を知りました。彼の親父はティガリ・プリスターで、母親はペレ・プリスター。生粋の伝統宗教ファミリーの息子です。まだ親父は健在ですが、ティーフォの話では随分前から、親父のティガリの精霊を引き継いでいたとの事。つまりはティーフォは、もうすでにティガリ・プリスターだったのですね。前から「精霊が昨日これこれ言って来た。」とか言う人ですが、アホのシェムスでさえ、「スワ、今精霊が降りて来ちゃうから、水を頭にかけてくれ!」とか言う人達ですから、まさか本当に精霊を持ってたなんて知りませんでした。

でも、彼はマスタードラマー。ガーナ人には珍しくダンスを踊る事を恥ずかしがるタイプ。だから今はドラマーでいるようですが、何時の日かダンスを習う修行の日々が来るのでしょうか。彼はアジャ・アディのように、ドラムもダンスも1流のプリスターになれると思います。
12:28:27 - suwa -

2008-07-22

カラバシ。

長さは25cm位です。

トとは、ガーナで(ガ族語だと思っていましたが、どうもガ族語だけでは無いようです)瓢箪の事を言います。日本でパチカと言って売られている楽器も別名アサラト。そのトは瓢箪と言う意味らしい・・とは数人のガーナ人から聞いたことで、当っているかは知らん。

そんな事より、そのト、カラバシと英語で言いますが、ティガリセレモニーで使うのがこれ。僕は初めにティガリセレモニーでこのカラバシの演奏を見たとき、目から鱗、鼻から小便がでた様な衝撃を受けました。「マラカスってチャかチャかするだけじゃないんだ・・」と。ソロ楽器だったのですね。

音も大きく分けると3種類、それを組み合わせてリズムにするのですが、様は瓢箪の中の種をいかにコントロール出来るかと言う事です。これかなり難しいです。音もデカイ音が出ます。色々な音楽に使える楽器だと思います。

で、長々と書きましたが、何を言いたいかと言いますと、私、9月に日本へ1時帰国する時に、これ売っていますので、興味のある方連絡お待ちしておりますわ。
tosamawasu30@hotmail.com
19:44:41 - suwa -

2008-07-20

ニュース。

もし日本で、遂にあの窃盗犯が捕まった!と言うニュースがテレビで流れても、20歳以上なら画面の上端に、小さい顔写真が出るか、毛布に包まって顔を隠して連行される姿が流れるくらいでしょう。殺人犯だったとしてもです。ガーナは違います。ガッッッチリ見せます、犯人を。

この間のニュースでは、ある地区でやっと捕まえた車泥棒の2人組みのニュース。まず2人ともすっぽんポン。で一本の木に、腹を付け合って縛られており、顔はボコボコ、体傷だらけ。顔が腫れ過ぎて僕には全く素顔が分かりません。捕まえたのが警察官だろうが一般人だろうが、捕まった犯人はその場で皆にボコボコニされます。その画面が約1分。退いたりアップになったり。いや〜ビックリするでしょうねー、それが家族や友達だったら。「あいつがあんな事するなんて信じられない!」とか言うでしょう、きっと。でもそこもガーナでは違います。「あいつはやる!」って奴がそういうことをやるので、あまりビックリする事は無いのではないでしょうか。

それで守られる秩序もあります。
過剰保護な日本、やり過ぎなガーナ、どっちが良いのでしょうか?

23:52:18 - suwa -

2008-06-25

ムスタファ。

オドノを叩いて行進するムスタファ・テテ・アディ
先週ムスタファに会いました。

ムスタファ・テテ・アディ、オボ・アディ、アジャ・パニ・アディと世界的に有名な音楽家を生み出してきたアディ家ですが、中でも有名なのはこの“ムスタファ”ではないでしょうか。今現在64歳。

彼が昔、オボノ・ドラムと言うグループを作り、ヨーロッパへツアーをした時に、そのメンバーのアジャの名前が一躍有名になったと言う話は有名です。オボ・アディはアメリカで現在も活躍中。CDも日本で買う事が出来ます。残念ながらアジャ・アディは2002年に日本来日中に亡くなってしまいましたが、ムスタファは以前住んでいたドイツを引き上げ、10数年前より、アクラの西にあるココロビテと言うところで、ドラム&スクールを開校しています。

僕自身、ムスタファの名前は以前から知っていましたし、8年前にマッチョと2人でムスタファに会いにこのスクールへ来た事もあるのですが、その時は会う事が出来ず、今回が初対面。でもティガリ・ファミリーのアディ家の話をしたり、マッチョも含めお互いの知り合いが同じだし、「日本に俺の甥っ子がいる」と言う話にも、「ニテテの事?俺の友達だ。」の返事に向こうもビックリ。初めて会った気がしませんでした。とてもチャーミングなオジサンと言うかオジーちゃん。彼の即席グループの演奏を見せてもらいましたが、さすがはムスタファ。あんなに飽きさせない、もっと見たーい!と思わせるパフォーマーは最近見た事がない!彼は本物中の本物でした。
ドラムを修行したいアナタ、ムスタファに習いに来てはどう?
19:58:30 - suwa -

2008-06-18

故郷。

精霊が降りてきた、シャシャ・ヤゴ。
昨日久しぶりにティガリ・セレモニーに行ってきました。今は雨季。しかも今年は雨の日が多く、昨日の朝は嵐。その影響もあってとても涼しい1日でした。そのせいかティガリ・セレモニーは、実に呆気なく終わってしまいました。きっと彼らは寒かったのでしょう。精霊も2人にしか降りてきませんでした。チョッと外に飲みに出て戻ってみると終わっており、外はまだ明るいしと言う事で、ラバディの悪友連れて飲み歩く事に。しかしラバディ、何処に行っても、「スワ!スワ!」と声を掛けてくれてありがたいことです。今はラバディに住んでいないのですが、やっぱり此処は僕にとっては故郷の様なもの、繋がりは一生続くでしょう。ガーナ、良い所、一度はおいで。




20:32:23 - suwa -

2008-06-09

国際電話。

この間ラバディに住んでいる、オサと言うダンサーに会いました。まず「おー!スワいつ戻ってきたんだ!」から始まって、色々と話をしているうちに可笑しな事?をオサが言い出しました。それは僕が日本に戻っていた約5ヶ月の間に、5,6回この俺に国際電話をかけたとの事。しかも会話していたとの事。もちろんそんな電話を受けた事はありません。その相手は「スワか?オサだ!」と言う問いに「おー!久しぶり!」と、しかもガ族語で答えたらしい。一体誰と話をしていたのでしょう?嘘ではないらしい。なんで気付かなかったの?でも決して安くない国際電話を何度もかけてくれていたオサ、良い奴です。
20:05:29 - suwa -

2008-06-06

ガーナ音楽の旅

アジャの精霊を受け継いだ、テテビビオのティガリ・セレモニー。
アフリカの太鼓に興味のある・あ・な・た。 本気で修行してみたいという、あ・な・た。 いや、観光しながら、本場のアフリカの太鼓を観て見たいという、あ・な・た。ダンスを習いたいという、あ・な・た。色々な要望にお答えしようと、今ガーナにある旅行会社“ヨシケン・トラベル”で色々なツアーを企画中です。そんな興味のある、あ・な・た。私、もしくは“ヨシケン・トラベル”へお問い合わせ下さいませ。

ヨシケン・トラベル http://yoshikentravelgh.com/
18:56:22 - suwa -

2008-06-05

トラディッショナル・グループ

練習開始!
昨日ラバディにあるグループの練習に行ってきました。前回僕が日本に帰る前のほんの1ヶ月ほど所属していたグループです。名前は知りません。その時は、ドラマーもダンサーも殆ど顔見知りで、知らない人はそのグループのリーダーだけでした。火、水、木が練習日です。昨日は休みの人が多く、終わった後のミーティングでリーダーが怒っていましたが、おかげで練習中に顔を出した僕は、途端に「スワ!こっちへ来い!」とドラマーに呼ばれ、空いてるポジションを叩く事が出来ました。久しぶりにグループで叩きましたが、やはり速い!ダンサーが踊っている訳なので、演奏が崩れてはいけないし、とても良い練習になりました。今回はなかなか時間が取れなくて、練習に参加できないのですが、やっぱりグループは良いなーと改めて思いました。
18:04:36 - suwa -

2008-06-03

成長。

初めてガーナに来てから8年が経ちました。その頃8歳だったクソガキが16歳になり、全く生意気な野郎達に育ちました。太鼓、ダンスの練習をしている時によく見に来ていた、洟垂れ小僧のバンロはダンサーになり、その弟のサバは使いパッシリだったのが、出世して使う側になっていました。ちんちくりんの洟垂れ小娘だったオドリーは、もう生意気にも胸が大きくなり、色目を使って小遣いをせびって来ます。本当自分自身、年を取ったわけだと思わずにはいられませんね。でも彼らが大人になり、僕の友達はオヤジになり、爺になって行く過程を、何時まで付き合えるのか分かりませんが見ていくのは楽しい事です。
20:20:35 - suwa -

2008-05-30

北部の音楽

 この間北部のプリヤ村でダンバ・セレモニーを見てきました。ティガリの精霊は元々北部から来たと言われていましたが、なるほどなと思いました。衣装は当然ながら“バタカリ”と言う北部の衣装。ティガリも精霊が降りるとこの“バタカリ”に着替えます。太鼓はオドノと言う日本で言うトーキングドラムが3人と、ブレケテと言う低音が出る太鼓が1人の4人構成でした。ティガリセレモニーでもこの2つの楽器は良く使われます。まぁそんなうんちくはいいとして、とにかくカッコよかった!もうブレケテに僕は惚れてしまいました。今後プリヤ村には係わっていくので、ブレケテ教えてくれと約束してきました。いや〜カッコよかった。
20:35:18 - suwa -

2008-05-29

自棄酒。


シェムスらしいと言えばシェムスらしいのですが、今まで海外から帰ってきたドラマーの中で、一番不幸な奴でした。会った瞬間からまず愚痴から始まり、バーに連れて行って自棄酒となりました。様は、ナイジェリアに行ってみると、予定されていた公演もレコーディングもキャンセルされてしまったようで、マネージャーの家で、来る日も来る日も“ガリ”と言うキャッサバの粉を練った食べ物を食わされ、外に出ても金の無いシェムスは何も買えず、ひたすら家であるのか分からない仕事の為、待機していたと言う事です。小さいワークショップはあったらしいですが、結局48日間いて、ノーギャラ。又次があるさ
15:40:11 - suwa -